2011年10月7日金曜日

アタマガカルクナルシ



今日は頭が重いので、アタマをかるくする詩をひとつ。


青ぞらのはてのはて

水素さえあまりに稀薄な気圏の上に 

「わたくしは世界一切である
世界は移らう青い夢の影である」

などこのやうなことすらも

あまりに重くて考へられぬ

永久で透明な生物の群が棲む

/ 宮沢賢治

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