2015年7月17日金曜日

7月16日 安保法案の衆議院強行採決と、新国立競技場のデザイン見直し

ニュースによると、安倍首相は今日、新国立競技場の建設計画の見直しを正式表明したそうだ。

数日前の国会審議では、

「もう時間的に見直す余裕はない」

と答弁していたのに、なんでなの?

と思ったら、どうやら、安倍政権は6月に入ってから、すでに新国立競技場の計画見直しを検討していたらしい。

最大の障害は、老害とはこういう人を言うのかと思わせる森 元首相

だったと思われるが、明らかに、この計画見直しを、政権支持率回復の道具として、発表の時期を伺っていたことが感じられる。

大体、今まで、新国立競技場の建設計画に関して、安倍首相は、自分が責任者であるというような発言を何もしてきていない。

誰が責任者か分からないと散々騒いでいたではないか。

それが、ここに来ての、俺の手柄だみたいな見直しの発表。
責任者なら、謝罪の一言もあってしかるべきだが何も無し。

しかも、16日衆議院で安保法案を強行採決した翌日だって。
笑っちゃうぐらい、見え見えなんだけど。

国会で、しらを切って嘘を言うあたりは、さすがに国会審議を軽視している首相という感じだけれど。

計画見直しは、常識的に考えれば、当然のことだ。
それを発表のタイミングをわざと遅らせて、憲法違反の法案の強行採決の尻拭いに使うとは、なんて、姑息な男だろう。

本当に、この安倍という男は信用ならない。

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