2012年1月29日日曜日

会議・カイギ・懐疑

政府の原子力災害対策本部の議事録が一切作成されていなかったことが、国会でも、大きな問題として取り上げられている。

この問題ひとつとっても、今回の原発事故に対する政府対応のまずさ、不誠実さが分かるが、この問題について、まじめに書くと精神的に良くないので、個人的な話に転じます。

仕事柄、昔は、議事録を書くことが多かったのですが、ICレコーダーを使ったことは、ほとんどありません。

よく、議事録を書くのに、会議が終わった後、テープ起こしを一からやっている人がいますが、あなたは、会議中、何をしていたのという感じがします。

それに、同じ話を2回聞く苦痛(そんな面白い話をする会議は九分九厘ありません)もある。

特に、ビジネスの議事録なんかは、誰が何をいったのか、事こまかに書いても、ほとんど意味がなく、いつ、誰が集まって会議をしたのかという点と、会議の決定事項と、その決定のプロセスが分かる主な発言の要旨が書いてあれば、十分ではないかなと個人的には思っています。

(もっとも、今回の原災本部の議事録なんかは、誰が何を言ったかが重要なのでしょうね。こういうものについては、議事録が改ざんされても後日分かるように、ICレコーダーを使う意義はあると思います)

会議中も、色々なひとがいる。特に「ダメ会議」になると多種多様だ。

目をつぶって、寝ているのか、瞑想しているのか分からない人 。
スマートフォンをいじる人。
ノートPCを持ち込んで、ひたすら画面から目を離さない人。
最初の10分だけ顔を出し、別の会議があるのでと言って、抜け出す人。
何も言わずに会議室を離れて戻ってこない人(タバコでも吸っているのだろうか)。

不幸にして、そういう会議に参加することになったら、早めに別の用事のふりをして抜け出すか、変わった動物がいるなぁという感じで人間観察に徹するか、どちらかですね。

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