2017年1月10日火曜日

メリル・ストリープの勇気

トランプ次期アメリカ大統領がtwitterに垂れ流す脅迫めいたコメントに屈し、日米の大手自動車メーカーが、米国への追加投資を決める中、ゴールデングローブ賞授与式で、映画女優のメリル・ストリープさんのスピーチが機知に富んでいて実に素晴らしかった。


(スピーチ全文)
http://www.elle.co.jp/culture/feature/74th_goldenglobes_Meryl_Streep_touching_messages170109

 ハリウッドの俳優たちの多様性を一人一人取り上げ、この多様性を排除したら、 フットボールと格闘技しか残らないだろうと冗談めかして言いながら、名指しはしてないが権力者として不適切な言動を行ったトランプ氏を批判する。

最後に、レイア姫役を演じたキャリー・フィッシャーの言葉「心が壊れたなら、それを芸術へと作り替えなさい」で締めるところは出来過ぎの感がある。

早速、 トランプ氏は、相変わらず品性が感じられないtweetで反撃したようだが、これは、メリル・ストリープさんの勇気を称賛する勲章のようなものだろう。

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