2014年3月25日火曜日

安西水丸さんの死

安西水丸さんが、鎌倉市の自宅で執筆中に倒れ、脳出血のために亡くなられたという。
享年71歳。

あの軽いブリキのおもちゃのような温かみがある絵。
でも、決して安っぽくなくて品がありましたね。

村上春樹の軽く楽しいエッセイの雰囲気と実に合っていました。

http://www.tis-home.com/mizumaru-anzai

そして、なんといっても、村上春樹の似顔絵である。
今のように、あまり本人の露出がなかったころ、私の中の村上春樹のイメージは、まさにこれでした。

このほのぼのとした絵で、村上春樹はどれだけ得をしたことだろう。

安西水丸さんの生地、千葉県千倉にも、村上春樹のエッセイがきっかけだったろうか、一度訪れたことがあって、穏やかな海と静かな街並み、猫が多いのが印象に残っています。
水丸さんの絵が持つ清潔感と温かみが感じられたなぁ。

亡くなって、その存在の大きさが分かる。そんな人ですね。

1 件のコメント:

  1. 読売新聞に掲載されていた嵐山光三郎の追悼文が良かった。
    室町時代、絵が上手すぎて誰にも真似できなかった雪舟
    絵が下手すぎて誰にも真似できなかった安西水丸
    そんな安西水丸を、嵐山光三郎は、青山がよく似合うから青山雪舟と名づけたということだ。
    女性にもモテたらしい。彼にそのひけつを聞いたら、「あまり優しいことを言わないこと」だったらしい。

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