2012年4月25日水曜日

プラトンの箴言

言葉というものは、ひとたび書きものにされると、どんな言葉でも、
それを理解する人々のところであろうと、
ぜんぜん不適当な人々のところであろうと
おかまいなしに、転々とめぐり歩く。    プラトン/『パイドロス』

プラトンは、今のような時代を予見していなかったのでしょうが、
ネット時代にぴったりの言葉だと思う。

言葉がひとり歩きすると、よく悪い風な言い方をされますが、
私は、この箴言を読んだとき、逆に言葉の持つ、よい意味での強さを感じました。

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