2014年11月3日月曜日

Coming soon / Original Love

Original Love 田島貴男の歌を週に一度は聴く。

駅に向かうとき、ジムで体を動かすとき、もっぱら体を動かしている時に聴いているのだが、死んでいない、同時代の同年代の人の曲を楽しめるというのは、やはり素直にうれしい。

自分が好きな音楽や小説を集めると、圧倒的に80年代以下になってしまうので、一時期は、何故、もっと早く生まれなかったのだろうと真剣に自分の生年月日を悔やんだ時期もあった。

そんなわたしが、田島貴男や一十三十一、ポール・ウェラーの音楽をリアルに聴くことができたのは、やはりうれしい。

自分でも圧倒的に活字で物を考えるタイプだと思っているが、音楽は、気持ちをふわっともちあげてくれるところが素敵だ。

それは、目の前に素敵な女の子がふっと現れる瞬間に似ている。妙に世界がきらきら輝くのだ。
活字でもそんな事はたまにあるが、音楽の即効性には敵わない。

田島貴男の音楽は、常に変化を求めている。
前作の曲作りを無視して、あるいは壊して、新しい音楽を探す姿勢を感じる。

田島自身、あまり、ファンが何を期待しているのか、考えていないのだと思う。

実際、彼の音楽を聴いて、何度か裏切られた気持ちになったことがあった。
でも、自分のすきなアーティストの作品は、そうそう嫌いになれないというのが実感だ。
聴いているうちに、いずれ好きになってしまう。
実際、何年か後にそれを好きになり、過去の自分の感覚を疑ったことが何回かある。

新しいシーズンが来る♪

2011年に聴いたその気持ちをふわっと持ち上げる曲を、今も飽きずに聴いている。



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