(オバマ大統領が奥さんとの初デートで見た映画でも有名)
真夏のニューヨーク ブルックリンを舞台に、イタリア系の親子が経営するピザ屋で、”バイト”として働く黒人ムーキー(スパイク・リー)を中心に、街で暮らす様々な人々の生活を描いたコミカルな作品だが、終わりの方は、ちょっとしたことをきっかけに人種問題が火を噴くという物語だ。
暑い夏をイメージさせるシーンがとても多いのも特徴で、ビールをおいしそうに飲むシーンや、鉄の容器で氷を削るカキ氷の出店、消火栓を緩めて水浴びをはじめる子供たち、氷を使って体を冷やす恋人たちなど、印象に残るシーンが多い。
しかし、まるで、街に溜まった暑さが、彼らを怒りに駆り立てるかのように、人種問題で人々はいがみ合う、イタリア系、黒人、プエルトリカン、コリアン、ユダヤ系…
暑さのせいではないのだろうが、最近の日本と中国、日本と韓国の関係も、妙にエスカレートしてしまっている。
日本の外務副大臣が、竹島問題で、水泳行事に参加した韓国人の俳優に、「これから日本に来るのは難しくなるだろう」などと発言したらしいが、果たして、政治家が一民間人に対して、ここまで言う必要はあるのだろうか。
「Do the right thing」に出てくる DJ Love Daddyの言葉どおり、タイムアウトにしませんか?
Yo! Hold up! Time out! TIME OUT! Y'all take a chill !
Ya need to cool that shit out! And that's the double truth, Ruth!
「そこまで!タイムアウトだ。ののしるのはやめて、みんな少し頭を冷やせ!」
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