何にも考えずに素直に楽しめる映画。
『アベンジャーズ』は、そういう意味で理想的な映画だと思う。
エイリアン+ハリーポッターに出てきそうな悪い魔法使いが結託し、地球を侵略しようとするのに対し、赤レンジャーとロボコップを足して2で割ったようなロボットマンと、ダサダサのアメリカ国旗のユニフォームのスーパーマン、怒ると変身するディズニー映画に出てきそうな緑色の怪物、神さまなのか何なのか、今ひとつキャラがはっきりしないローマ時代の兵士風の斧使い、弓矢使いの殺し屋、ちょっと色っぽい暗殺者の女の子。これら、てんでまちまちのヒーロー達が地球を守るというストーリーだ。
前半は、柳生十兵衛みたいなサミュエル・ジャクソンに召集されたこのヒーロー達がなかなか仲良くなれなくて、ぐじぐじ口喧嘩ばかりするシーンが続き、眠気がさしてしまったが、後半は、このヒーロー達がひたすらニューヨークの街で、建物をばんばん壊しながらエイリアン達をやっつけるシーンは文句なく楽しめた。
私が見たのは、3D吹き替え版だったが、2Dでもあまり変わらなかったと思う。
エンドロールがこれでもかと長々続いたので、見逃した人もいるかもしれないが、最後に、疲れきったヒーロー達が、レストランで黙々とシャワルマを食べる、ちょっと笑えるシーンがある。
このシャワルマという食べ物、何なのかなと思ったら、実はケバブの別称でした。
夏の暑い日、スカッとした気分になれた一本でした。
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