1月の宮崎県の鳥インフルエンザ、霧島山・新燃岳の噴火から始まり、
3月11日の東日本大震災。
4月の宮城県の震度6強の余震、6月は長野県松本市で震度5強の地震。
7月は新潟・福島で記録的な大雨が降り、
9月には、台風12号が紀伊半島で大規模な土砂災害をもたらし、
台風15号は首都圏で再び交通を麻痺させた。
特に東日本大震災の被害は、はかりしれない。
(12月29日現在、警察庁まとめ)
死 者…1万5844人(宮城9506人、岩手4667人、福島1605人)
行方不明… 3451人(宮城1861人、岩手1368人、福島218人)
合 計…1万9295人
その中でも、もっとも深刻なのは、福島第一原子力発電所の事故だろう。
住むところを失い、知人や家族とも離れ離れになり、生活の基盤を無くした人たち。
多くの人が、未だ、自分たちの家に戻ることができない状況が続いている。
政府と東京電力は12月21日、 福島第一原子力発電所の1号機から4号機の廃炉工程表を了承したが、廃炉完了までには30~40年要するということだ。
原発問題を取り扱った作品で、Webで読むことができるものがあるので、以下紹介します。
漫画で、原発の安全性への疑問、放射能の恐ろしさが分かりやすく理解できます。
22ページの「放射能の恐ろしさは人間の注意力や忍耐の限度を超えたところにあるのです」
という部分が非常に説得力があります。
原発の安全性の嘘がよく分かる文章です。
「…人はすべて愚かであるということ、原子力発電所を完全に無事故で何百年も運転できるほど賢くはない…」という部分が非常に説得力があります。