2014年6月4日水曜日

日本文学全集/池澤夏樹個人編集 が出るらしいよ

池澤夏樹が、なんと、日本文学全集を編集することになったらしい。

http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/

収録作品を見ただけで、もうワクワクする。

いきなり、古事記で、しかも池澤夏樹が新訳?

それにとどまらず、伊勢物語、源氏物語を川上弘美、角田光代が新訳。
土佐日記、方丈記、徒然草を、堀江敏幸、高橋源一郎、内田樹が新訳。

しかも、さらにとどまらず、平家物語を古川日出男が新訳。
曾根崎心中をいとうせいこうが。
好色一代男を島田雅彦が。

たけくらべを川上未映子が。

思いっきり、異色な顔ぶれで、新訳のオンパレード(表現古?)

目次だけで判断するのは浅はかかも知れないが、これは、明らかに古典の復権を目論んだ企画である。

そういった古典の新訳は、谷崎が源氏物語を新訳したように、珍しいことではないけれど、あくまで作家個人として行われてきたことだと思う。

文学全集で、こんな試みをするなんて。

11月が第一回配本らしいが待ちきれない。

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