池澤夏樹が、なんと、日本文学全集を編集することになったらしい。
http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/
収録作品を見ただけで、もうワクワクする。
いきなり、古事記で、しかも池澤夏樹が新訳?
それにとどまらず、伊勢物語、源氏物語を川上弘美、角田光代が新訳。
土佐日記、方丈記、徒然草を、堀江敏幸、高橋源一郎、内田樹が新訳。
しかも、さらにとどまらず、平家物語を古川日出男が新訳。
曾根崎心中をいとうせいこうが。
好色一代男を島田雅彦が。
たけくらべを川上未映子が。
思いっきり、異色な顔ぶれで、新訳のオンパレード(表現古?)
目次だけで判断するのは浅はかかも知れないが、これは、明らかに古典の復権を目論んだ企画である。
そういった古典の新訳は、谷崎が源氏物語を新訳したように、珍しいことではないけれど、あくまで作家個人として行われてきたことだと思う。
文学全集で、こんな試みをするなんて。
11月が第一回配本らしいが待ちきれない。
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