2013年12月2日月曜日

特定秘密保護法案に思う

多くの国民が、国民の知る権利の阻害、人権侵害の恐れという懸念を抱いているこの法案。

自民党の石破幹事長が、国会前の特定秘密保護法案に反対するデモ活動について、「単なる絶叫戦術はテロ行為と本質においてあまり変わらない」という驚くべきコメントを、自分のブログに書いたらしい(今日訂正したようだが)。

ナチス憲法発言の麻生副総理と言い、自民党の主要なポストにいる政治家は、どうも、国民に自分たちの政策を批判されたり、騒がれたりするのが嫌いらしい。

そんな人たちが、この法律を運用したら、自分たちに都合の悪い事実を次から次へと特定秘密に指定していくのではないのか?
国民の懸念はまさにそこにあるのだ。

それにしても、思わず本音が出てしまったのかもしれないが、民主主義を象徴するようなデモ活動をテロ行為とは。
中国ですら、そんな発言をする政治家はいないのではないだろうか。

こんな信頼できない政治家たちで、こんな法律を制定しようと急ぐことに賛成するほうがどうかしている。

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