2016年1月10日日曜日

映画 傷物語Ⅰ鉄血篇

新春一発目の映画を、この映画にするかは、正直迷ったが、好奇心に負けて見に行ってしまった。

以下、感想を述べてみる。

 ○登場人物の絵が丁寧に描かれている。

予告の動画でも分かる通り、テレビのアニメ版よりも、登場人物の絵が丁寧で、きれいに描かれている。

登場人物は、7名しかいない映画なのだが、阿良々木暦、羽川翼、忍野メメ、キスショット、ドラマツルギー、ギロチンカッター、エピソードともに、アニメ版より絵がいいなと私は思った(単なる好みかもしれないが)。

 ○阿良々木暦が年相応にいかにも高校生らしく子供っぽくて、リアル。

阿良々木暦が、羽川翼の連絡先をもらって、はしゃいでいるのはいかにもいかにも高校生らしいし、瀕死のキスショットの姿をみて激しく動揺したり、吸血鬼ハンター達の攻撃に怯える姿は、いかにも年相応に子供っぽく描かれていて、私はリアルに感じた。

 ○阿良々木の家、学習塾跡がグレードアップ。

阿良々木暦の家が洒落たペンションみたいになっていたり、学習塾跡が小洒落た大学の校舎みたいに描かれていて、グレードアップしている。

 ○キスショットの瀕死の状態がリアル。

阿良々木に助けを求めるキスショットは、吸血鬼ハンター達に手足を切断され、瀕死の状態。その様が、若干グロテスクに表現されており、これは、テレビ放映では若干問題があるかもしれない。
なりふり構わず、 阿良々木に助けを求めるキスショットの姿はリアルだ。

 ○吸血鬼ハンター達がリアル。

 阿良々木暦を襲う際、三人の吸血鬼ハンターが聞き取れない異語で話し合っている(牽制し合っている)様子がリアルだった。

 ○忍野メメがいい。

久々に、忍野メメを見たような気がするが、ニヒルな感じがいいですね。「元気いいね。何かいいことあったのかい?」や、「君が勝手に助かったんだよ」という科白も懐かしい。

という感じですね。面白い点だけ、取り上げたが、ちょっと気になったのは、日の丸の国旗が何回か映し出されていたところだ。 あれは何の意味があるのだろうか?

次回作は今年夏ごろの予定。(エンドロールの後、若干、次回予告あり)
やはり、見に行ってしまうのだろうと思う。

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