非常に興味深い記事なので、以下に転載する。
■ 下記のロイターの記事を日本語訳した内田樹さんの記事
http://blog.tatsuru.com/2015/02/09_1434.php
■ ロイターの記事(英文)
http://www.reuters.com/article/2015/02/08/us-mideast-crisis-killing-japan-idUSKBN0LC0N720150208
今回の人質事件をめぐる日本政府の対応が、いかに致命的な失敗を重ねていたものだったかが分かる記事だ。
政府は、後藤健二さんの奥さんとISの間で開かれていた連絡窓口だけでなく、イスラム法学者 中田氏が持つルートも活かすことをせず、ヨルダン政府と連携することを決定したことで、これらのISとの連絡ルートを事実上閉ざしてしまった。
おまけに、訳が分からないが、CTSS Japan株式会社という民間の危機管理サービス会社に協力を依頼していたという事実もあったらしい。
唯一、日本のマスコミではTBSの「報道特集」が取り上げたらしい。
政府内で、今回の一連の対応について検証を進めるつもりらしいが、こういう重要事実を公表せずに、何を検証しろというのだろう。
あるいは、さっそく、「特定秘密」扱いということなのだろうか。
こんな政府対応が「適切だった」と答えている世論調査の結果は、本当にどうかしている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150207-OYT1T50099.html
0 件のコメント:
コメントを投稿