2015年2月1日日曜日

今日という一日

最悪の結末を迎えてしまったが、ひとつ救いだったのは、後藤健二さんが、とても周りの人々に愛されていたということだ。

彼のお母さんや奥さん、友人、同僚は、皆かしこく、彼への愛情にあふれており、そんな人たちが周りにいた彼の人柄は、おのずと分かってしまう。

そんな後藤さんだからこそ、シリアで苦しい生活を強いられる人々に目を向け、湯川さんを助けに 危地にあえて向かったのだろう。

今回の事件で私の心に強く残ったのは、醜いナイフとテロの脅迫に屹立するかのように、後藤さんをめぐって垣間見えた人を愛すること、そこから生まれる強さと美しさだったのだと思う。

後藤さんのご冥福を心からお祈りいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿