2017年12月16日土曜日

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

エピソード8となる本作。

タイトルと全く明かされないストーリーに色々と憶測が広がっていたが、実際に見てみると、奇をてらった物語というよりは、わりとオーソドックスな物語だったような気がする。

なぜ、こんなにと思うくらい、レジスタンス軍がファースト・オーダー軍に徹底的に叩かれ、次々と勇敢な兵士が死んでいくのだが、レイア・オーガナ将軍は有効な戦略を打てない。

印象に残ったのは、昏睡状態に陥ったレイアに代わって、指揮をとった女性指揮官。
どこかで見たことがある女優だなと思ったら、なんと、ローラ・ダーンではないか。


デビット・リンチ監督の「ブルーベルベット」「ワイルドアットハート」が懐かしい。

一方、レイは、孤島に身を隠したルークを探し当て、助けを求めるが、ルークに拒絶される。ここで、ルークとカイロ・レンの関係が明らかになる。

映画では、レイアとルークが久々に再会を果たすシーンも出てくる。
しかし、二人が主人公として活躍したエピソード4から6に比べると、エピソード7から、スター・ウォーズは、ずいぶんと様変わりしたように感じる。

前作のスピン・オフ作品「ローグワン」もそうだが、個性的な脇役のキャラクターがヒューマンドラマ的な場面を演じるシーンが増えている。しかも、フィン役を演じるジョン・ボイエガ、ローズを演じるケリー・マリー・トランと、役者もdiversityになっている。


こういう、いかにもアメリカ的な雰囲気になったのは、やはり、ディズニーの映画になったからだろうか。

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