今回の海街diaryは、今までの刊と比べると、正直感動が薄かった。
たぶん、原因は、三女チカが妊娠を秘密にしていたことから発生した事の顛末と、お相手のアフロ店長(アフロじゃなくなった)が失敗したヒマラヤ登山に再挑戦するというエピソードに感情移入できなかったからだ。
妊娠したのに、安全(安産)祈願のために、半日に5カ所もパワースポット巡りをするという無謀な計画を立て、途中で熱中症になってしまうという、どうしようもない展開とか、アフロ店長が、チカの妊娠を知った後、“臆病な自分を取り戻したい”という大の大人が言うのも恥ずかしくなるような動機を真顔で話し、“必ず戻って来る。結婚してください”と告白する状況がどうにも違和感があったためだと思う。
すずの鎌倉での中学最後の夏に話の中心を持ってきたほうが良かったのではと個人的には思ってしまった。
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