現在、安保法案は参議院で審議中だが、9月14日から衆議院で再可決すれば、法案を成立できる、いわゆる「60日ルール」が使えるようになる。
野党の国会議員は、最後まで力を尽くして、廃案にすることを諦めないでほしい。
私たち一般市民も、どうせ、反対しても、と思う人もいるだろうが、それでも声を出して、最後まで諦めずに廃案を主張し続ける人たちも大勢いる。
今日、午後1時から、国会前では、大規模な抗議活動が行われ、参加してきた。
午後1時過ぎ、地下鉄日比谷線 霞が関で降りると、すでに大勢の人たちが国会への道沿いを列を作ってならんでいた。
やはり、年配の人が多いような気がしたが、学生と思われる人たち、子連れの主婦の姿も少なくなかった。外国人の姿もちらほら見えた。
人が多すぎて、ひょっとすると国会前には、たどり着けないかと思ったが、警察官の誘導を無視して、前に進むと、少しずつ、国会議事堂の姿が見えて来た。
沿道では、公明党の支持者(創価学会の人たちか?)も居て、自民党に、いいように使われている党の現状に反対する署名活動をしている姿も見受けられた。
国会議事堂の右側あたりで、SEALDsのひとたちも居て、聞きなれたコールを連呼していた。
「戦争法案絶対反対!」
「9条守れ!」
「戦争反対!」
「安倍政権は直ちに退陣!」
色々な場所から、コールが上がっていたが、こういう混雑した場所だと、かけ声は、やはり凛とした女性の声の方が、皆が声を出しやすい。
ようやくたどり着いた国会議事堂前では、「安倍やめろ」の横断幕が、白黒の風船につるされて、国会議事堂に向かって提示されていた。
あいにくの雨模様だったが、それほど本降りにならなくて幸いだった。
(参加者12万人と主催者側は発表している)
http://mainichi.jp/graph/2015/08/30/20150830k0000e040122000c/003.html
今日は、全国200カ所以上でデモや集会を実施されたらしい。
http://www.sankei.com/politics/news/150830/plt1508300016-n1.html
これだけの数の国民が反対する法案は、近年ない。
そして、それを真っ向から無視して強行採決を行う政権も。
事前に以下のブログを読んで準備していったのだが、とても参考になったので紹介しておこう。
http://ossanhitorimeshi.net/?p=21460