前作で、ギロチンカッターとの戦いに勝利した阿良々木が、持ち去られた両腕を取り戻し、そして、忍野メメから心臓を取り戻し、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは、完全復活する。
約束通り人間に戻れると思った阿良々木は、彼女と別れの会を開こうとするが、ギロチンカッターを血だらけになって食べるキスショットの姿を見て、ショックを受ける。
物語のストーリーを知っているだけに、新鮮味はなかったが、 若干、過剰な描写になっていたなと感じたのが、このキスショットの食事のグロさと、阿良々木が羽川翼の胸を揉むことを妄想するエロさ、そして、キスショットと阿良々木が体をバラバラにされても戦うグロさだろうか。
要するに、エログロですね(笑)
個人的には、忍野メメと3人の吸血鬼ハンターとの密約があったことの説明、 キスショットの本心に感づいた羽川翼のせいで作戦が台無しになったことに対する忍野メメが苦い言葉を吐くシーンは残しておいてほしかった。(たぶん、それがこの物語の肝にあたる部分)
しかし、この後、猫物語(黒)、化物語と続いていく原点の作品であったことを思うと、 やはり、感無量なところはある。
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