主人公のジンは、 デス・スターを設計した科学者ゲイレンの娘で、幼少期に帝国軍に父ゲイレンを連れ去られ、母を殺された辛い記憶を抱えている。
その科学者ゲレインから、完成間近のデス・スターの極秘情報を託され、帝国軍から逃亡した元パイロット ボーディーが、ジンの育ての親で、惑星ジェダにおいて帝国軍に対する反乱を指揮する過激派の親玉 ソウ・ゲレラに捕縛されてしまう。
反乱軍は、ソウとの接触の仲介役をジンに依頼し、ジンは、反乱軍の工作員キャシアン、天空の城ラピュタに出てきたような元帝国軍のロボット「K-2SO」とともに、惑星ジェダに向かい、そこで、彼女を支援することになる盲目の僧 チアルート・イムウェと彼の忠実な友ベイズ・マルバスと出会うことになる。
そして、ジンは、帝国軍の元パイロット ボーディーが持ち込んだホログラムから、父ゲイレンが、帝国軍に味方すると見せかけ、実はデス・スターに重大な弱点を持たせるように故意に設計することで帝国に復讐しようとしていた事実を知る。
父の思いを受け止めたジンは、やがて、デス・スターの設計図を奪取するため、データが保管されている惑星スカリフに、ローグ・ワンの仲間たちとともに決死の潜入を試みることになる。
というのが、大体のあらすじなのだが、正直、映画を観ていて、この前半の部分の人間関係と名前の理解がなかなか追いつかなかった。
しかし、観終わってみると、間違いなく、いい映画だったという感想が正直なところだ。
この映画では、ダースベイダーを除き、フォースを持つジェダイは一切出てこない。
しかし、その普通の人々が、少しのチャンスも諦めずに、 圧倒的な力を有している帝国軍に、命を投げ打って戦いを挑むところに心が動かされたのかもしれない。
特に、 盲目の僧のチアルートと、その友ベイズの友情にはグッと来るものがあったと思います。
ダースベイダー、R2-D2、C-3PO、冷酷な帝国軍の司令官ターキン総督など、エピソード4とつながるキャラクターやシーンも、ちょいちょい出てきていて、この映画を観ると、エピソード4を見直したくなってしまった。
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